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泉美木蘭
2017.6.19 02:59

朝日新聞の「マフィア化する政治」がおもしろかった

朝日新聞にのってる長谷部恭男教授と杉田敦教授の、
「マフィア化する政治」という安倍政権批判対談が、
言いたい放題で、的を得まくっててすごくおもしろかった。

身内でかばいあって、外部に恫喝、
説明など必要ない、反対するやつは切り捨てるという、
権力欲のむき出し感。
米国やロシアに通ずるマフィア政治だ、と。
まったくその通りだなーーー。
「マフィア」と呼ぶには気が小さすぎて吠えまくるけど。

しかし、どこからどう見てもブラックで巨悪なのが見えてる
のに「まさか俺らを裁けるとでも思うのか?」てな態度で
公然と悪事をはたらいて見せる凄さ。

長谷部氏は、右か左かではなく、自分の頭でものを考えるか、
為政者の言う通りにしておけば間違いないと考えるか、
そのせめぎ合いになっているのでは、と。

うーん。そもそも安倍政権が自分の頭でものを考えることを
やめた人間だけを集めて、「数の力」を振りかざしている
からな。
みんなで自分の頭で物を考えるやつを悪者扱いして叩こう、
少数野党をバカにて嗤おう、弱者を切り捨てよう、だもの。
あーいやだいやだ。

ところで今日はライジングのしめきりだったんだよ。
土日ずっと根詰めてまったく違う分野の原稿やってたから、
頭切り替えてやらないとだ。
今日は合気道の稽古も行きたいし。

一時期、仕事を請けてた会社が潰れたりしてかなり大変な
ことになってたんだけど、おかげさまで夏は忙しそう。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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